解体工事現場!安全性を確保するための注意点について紹介
解体工事現場では、作業員が汗水垂らしてコンクリート造から木造の建物を解体しています。そのような現場を通りすがりにでも目にすることがあるでしょう。
この記事では、作業員の安全性を確保するための注意点についてご紹介します。なかなか解体工事について知らないこともあるでしょうから、ここで少し、知識をつけてみましょう。
業者を選ぶ際の注意点
まずはじめに、解体工事業者についてご紹介します。古くなった住宅の建て替え工事や、処分して更地にするためにも建物解体が必要です。
そのため、一般の方でも業者に連絡を行い、解体工事を依頼することになります。近隣住民とトラブルになることもあるので、解体工事を請け負うだけで選ぶのはNGです。
以下の注意点を確認しましょう。
・詳細な見積もりを出してくれるのか確認する
・料金について安すぎ(高すぎ)ないのか確認する
・許認可を受けているのか確認する
・契約書の発行について確認する
・近隣への挨拶を行ってくれるかを確認する
・粉塵や騒音、振動への対策について確認する
・廃棄物について確認する
解体工事現場での課題について
次に、解体工事業者目線でご紹介します。現場では安全性のみならず、事業としての課題も山積みです。以下にまとめてみました。
・産廃処理場不足
・処理コストの高騰
・人材不足
・アスベスト対応
解体工事での注意点
注意点を挙げるときりがないのですが、以下になります。この内容については解体工事を請け負う業者選びに通じる内容も含まれています。
近隣住民に十分な説明や挨拶をし、協力と理解を得ること
こちらについては、トラブルにつながらないために必要最低限のマナーです。トラブルがあった場合には、誠心誠意対応することが求められます。(ただし、解決できない場合もあり、その際は第三者の介入も検討します。)
騒音、振動、粉塵対策を施す
こちらは、解体工事業者にとって死活問題になり得る注意点です。解体するためには重機も稼働するため、騒音や振動によって近隣住民に迷惑がかかります。また、粉塵については風向きによってトラブルが蔓延してしまうため、しっかり粉塵対策を行います。
各種届出、許可申請が必要
解体工事の範囲や各種届出、許可申請についても、安心安全な作業のために必要事項です。
解体現場は危険なのか
解体工事には、いくつもの注意点を設けています。施工する際に発生しやすい事故があるからです。たとえば、足場からの転落も挙げることができます。
足場の崩落もそうですが、万全に設置されているはずの足場から転落してしまう作業員がいることも事実です。特に高い場所からの転落の場合、人命に関わるリスクもありとても危険だと言われています。
安全衛生管理の問題点
解体工事の現場については狭いことが多いので、少しの動きのミスが衝突を招くことになります。足場の悪い状態では横転などの重大事故につながる可能性もあります。
たとえば、重機が重量物を固定している時に衝突してしまうと、破砕物が落下してしまい、作業員に怪我を負わせてしまう危険もあります。
解体等作業主任者
コンクリート造の工作物の解体等作業主任者を在籍させることも、作業員の安全確保に必要です。この作業主任者は、労働安全衛生法により高さ5m以上のコンクリート造工作物の解体作業時に配置しなければなりません。
この有資格者によって以下の内容に注意が払われます。
・作業計画の作成段階における リスクアセスメントの実施
・同計画の周知
・解体作業に従事する者への特別教育の実施
・墜落、転落及び飛来や落下災害の防止対策の実施
・安全管理の徹底
このように、解体工事現場ではさまざまなリスクやトラブル回避のための注意点をチェックしながら作業が行われています。
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