建物を取り壊す 解体工事は手作業と重機にてスピーディにー
一般住宅やビルなどの建物を取り壊す工事を「解体工事」と言います。
建物や解体する内容(規模)によって重機を導入しています。
ここでは、解体工事の種類についてや、工事の際に導入する重機についてご紹介します。
建物の解体工事とは
建築物の解体工事については、木造、鉄骨造、RC造など、建物の構造によって依頼を請け負う業者もいます。
しかし、どの解体業者においても周辺環境や状況にも配慮し、適切な方法を選択した解体工事になります。
ただ取り壊すという単純作業ではありません。建物の構造、立地条件、それぞれの状況に合わせた解体工事になります。
では、解体工事の種類について簡単に紹介しておきます。
木造の解体工事
一般住宅に多い解体工事。瓦屋根の瓦については手作業解体になることもあります。近隣に迷惑をかけない配慮をしながら進めます。
鉄骨造の解体工事
施設、工場、倉庫といった鉄骨建物については、専門重機を用いて解体します。
RC造の解体工事
強固なRC造の解体も専門重機が導入されます。マンション、ビル、工場などの依頼が多いです。
内装の解体工事
一部の解体業者では、内装解体(スケルトン解体)も可能です。どこまで解体できるかは物件の条件により異なります。
外構の解体工事
建物の外まわり(エクステリア解体)です。防音、防振対策も行いながらフェンス、ブロック塀、カーポートなどの解体を行います。
解体工事に導入する重機
解体工事にはショベルカーを使うことが多いです。
可動部分は油圧式で出力レベルも高いため、木造から固いコンクリートまで粉砕できる重機です。
また、ショベルカーのアームはアタッチメントを取り付けることができる仕様です。
解体工事の種類によって、また、現場の状況によって応用できる優れた側面も持ち合わせています。
低中層の建物解体には、ハイリフト重機を導入することが多いです。
クレーン車のように長いアームを持つショベルカーに似た重機です。
ほかにも、アームの長さを活かし「放水作業」にも重機は用いられています。
解体工事の作業中には砂ぼこりが舞ってしまいます。その対策として、解体作業中には放水もしなければなりません。低中層の建物の場合には高圧放水機を使い、一気に水を飛ばして砂ぼこりを抑えることが可能です。
また、建物の種類によっては強固なコンクリートを切断する際にダイヤモンドカッターを使います。アタッチメントを付け替えるだけでさまざまな種類の建物解体工事に利用できます。
なお、重機メーカーによりさまざまな機能が付帯されるため、メーカーにこだわる解体業者も少なくありません。
周囲への配慮
解体工事現場の近くを通ると分かりますが、作業中の音は凄まじいものです。
そのため、防音シートを張り、周囲環境に配慮しながらの作業を基本としています。
また、一部の解体業者では低騒音型の重機を導入することもあります。
近隣環境対策のため、低騒音型を導入したり、作業中には散水をして粉塵を極力抑えるなど、配慮が成されています。
なお、重機を導入できない狭い場所では手作業での解体です。
この場合も、解体費用の騒音や砂ぼこり、落下物によるトラブルにつながらないように対策を怠れません。
近隣住民へのあいさつ回りも大切です。
建物が密集するエリアではトラブルも少なくありません。しっかりした説明を伝えることも求められます。
おわりに
いかがでしたか。解体工事について少しでも感心が深まったのではないでしょうか。
ただ取り壊すだけでは近隣トラブルに繋がることや、作業員の危険性にも繋がるため、しっかりとした解体計画を作成します。これにより、スピーディに、安全に解体工事が完了します。
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