木造住宅の解体 期間は短い?それとも長い?時と場合によるー
空き家を解体して更地にしたり、築古建物を解体して新しく立て直すためには「解体工事」が必要不可欠です。
ひと口に解体工事といっても工事期間は短期〜長期まで幅があります。
今回は、解体工事を依頼する側も知っておきたい期間について説明していきます。
ぜひ、情報収集に役立ててみてください。
解体工事に要する期間の目安
ひと口に解体工事といっても建物のタイプも異なるため、期間もそのタイプに左右されます。
鉄骨やRC造の建物を解体する場合には、3週間〜1ヶ月ぐらいかかることが多いです。
詳しく説明すると以下の通りです。
・鉄筋コンクリート造(RC造)の解体工事期間は3週間〜1ヶ月。
・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の解体工事期間となれば、2ヶ月~3ヶ月です。
・鉄骨造(S造)の解体工事期間ならば2週間~1ヶ月が目安です。
なお、木造住宅なら2週間程度が目安です。
木造の解体工事の期間について
空き家であれ、既存住宅であれ、解体工事期間はさほど変更はありません。
しかし、先に伝えたように建物のタイプで期間は変わります。
木造建築物は解体工事の難易度が低いタイプです。
延床面積25坪〜30坪前後の木造2階建て住宅であれば、解体工事にかかる期間は3〜10日程度が多いです。
また、木造平屋住宅であれば4〜5日、小屋なら2〜3日が目安です。
このように木造のほうか解体工事にかかる期間は短くなる傾向です。
もちろん、建物のタイプだけではなく、解体対象となる建物の大きさにも左右されるので、あくまでも目安として考えておくことが大切です。
工期の遅れについて
解体工事に遅れが生じることもあります。その具体例としては以下の通りです。
・立地条件などによって重機を使えない
・天候
・近隣トラブル
・業者の繁忙期に重なる
・解体内容の変更
このような問題によって期間が延びる場合があります。
特に、私たちの知る由もない内容は、解体工事業者の繁忙状況についてでしょう。
業者にも繁忙期があって、おおむね5月〜6月あたりは忙しい業者が目立ちます。
繁忙期になると、業者が使用する解体用機械などを導入することが難しくなることもあります。
そうなると、手作業が増えてしまうこともあり、それだけに工期も長引いてしまう傾向です。
解体だけが作業ではない
なお、建物を解体するだけのイメージを持たれる方もいるでしょう。
しかし、解体工事には「足場組み立て」や「重機解体」や「整地」など、さまざまな作業があります。
各作業はそれぞれ期間も異なります。ここからは、解体工事の流れを含めて説明します。
まず、作業員がスムーズに作業できるように足場を組み立てることが必要です。
足場組立・解体には1日程度かかります。
また、解体について機械で行う作業ばかりではありません。
手作業をすることもあり、和風住宅に多い瓦屋根については手作業での解体です。
また、重機が入れる作業も含めて、建物のタイプや大きさによりおよそ2日〜かかります。
そして整地にするために2〜3日程度かかることが多いです。
・足場組立におよそ1日
・手作業解体に5日程度
・重機解体に3日程度
・整地はおよそ2〜3日
ただし、面積が広い建物や周辺環境により重機を導入できない場合などには、上記よりもかかる期間は長くなる傾向です。
解体工事はすぐにできない
解体工事業者を探して「明日には解体してほしい」と相談しても難しい傾向にあります。
原則として、解体工事の着手する7日前までに届出を提出する義務があるからです。
そのため、解体業者に依頼し、着工するまでには1週間程度は余裕をみておく必要があります。
おわりに
いかがでしたか。解体工事については空き家問題、売却相談などにより依頼数が増えています。
できる限り余裕をもって問い合わせることを検討してみてください。
大阪で解体工事なら株式会社YAMAKOHにお任せ下さい。
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