解体工事 依頼者側も把握しておきたい準備や作業について
建物解体工事は大がかりになるので、全体を把握しておかないと不安になります。この記事では、依頼者側も把握しておきたい準備や作業、そうした流れについてわかりやすくご紹介していきます。
依頼者側の準備
解体工事をするためにはいくつかの手順もあります。業者に依頼するまでに依頼者側も準備をしましょう。
・解体する建物の情報収集
・家財の撤去
・補助金の申請(自治体に制度がある場合のみ)
・近隣への挨拶まわり
情報収集をしよう
解体工事を請け負う業者は数知れず…。なので、依頼するためには業者選びも肝心です。最終的には、解体工事費用の安さを重視するはずなので、見積もりの際に業者に尋ねられる情報を整理しておきます。
・建物の構造(木造)
・建物の広さ(敷地面積)
・建物前の道幅(隣家との距離)
・建物以外に処分したい物
解体工事費用を把握するためには仮見積もりを出してもらう流れになります。できる限り詳細な情報を伝えることで正確性の高い見積もりを取ることが可能に。
容易に比較検討もできるので、相見積もりを取ることはおすすめです。
解体業者も増えてきているので、工期や費用もさまざまです。できれば3社程度から見積もりをもらうようにしましょう。
近隣への挨拶まわり
実際に解体工事が始まる前後には、近隣へ挨拶まわりをしましょう。近隣からのクレームに発展するケースも少なくはないので、前後の挨拶は重要です。
挨拶する範囲については、隣・裏・向かい・斜め2軒までが基本です。
工期について質問される可能性もあるので、業者に立ち会ってもらう方がスムーズです。その際、解体工事で迷惑をかけることに対するお詫びと協力のお願いについて文書を添えると良いでしょう。
・施工期間
・施工時間
・解体工事業者名(連絡先)
また、近隣への挨拶の際には手土産を持参するのもマナーとして良いでしょう。
解体工事の流れ
流れについては下記のような作業になります。
・足場や養生
・重機の搬入
・内部解体御に瓦や本体解体
・廃材の分別と搬出
・地中障害物を撤去
・土地をならし、重機を搬出
流れとしては主にハンマーや重機を使って解体します。しかし、道幅の問題などもあれば、手作業での解体工事になります。
木やブロックは処分方法も異なるので、しっかり分別し、廃棄物として処分するためにトラックへと積み込みます。
大型重機を動かしての作業が多く、騒音、振動に注意しながら工事を行う流れです。積み込んだ廃棄物は処分場へ運びます。
解体工事完了後
解体工事が無事に完了して終わりではありません。
・現場の確認
・近隣への挨拶
・費用の支払い
・建物滅失登記の手続き
更地の状態を確認するのですが、廃材の有無や残されたものがないか、さらに周辺道路にゴミが残っていないかを確認します。廃棄物については処理場へ運搬することになります。ここで注意事項として、廃棄物を処理するにも許可が必要になります。
解体業者にそうした処理許可の有無があるのかをしっかり確認しておきます。※近年減りつつあるアスベスト除去工事も該当します。認可されている業者であるのかをしっかり確認して依頼をしましょう。そして、工事後には建物滅失登記の手続きも必要になります。
建物の所有者が行う登記手続きになるのですが、期限も設けられており、1ヶ月以内に行います。その際、解体業者が発行する証明書類も必要なので、事前に受け取って保管しておきましょう。
いかがでしたか。今回は解体工事の作業について、ざっくりとした流れをご紹介しました。依頼者側に必要となる準備もいくつかあるので、それを踏まえて、作業が完了するまで、しっかり見届けるようにしましょう。
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