解体工事の工事期間を予定通りに進めるために必要なことについて
建物や家屋を取り壊して、敷地に何もない状態にすることを解体工事といいます。
解体工事は、建物などを壊して何もない状態にするだけではなく、建物内部を撤去する工事も含まれます。
建物内部を撤去する解体工事は、建物のリフォームなどで必要となります。
解体工事の主なものには、建物のみの解体、外構、リフォームのための内装解体などです。
このように、解体工事といっても、その工事内容、取り壊しの範囲は多岐にわたります。
解体する建物の構造によって違う解体工事期間
このように、さまざまな工事内容がある解体工事ですが実際に解体工事期間はどのくらいでしょうか。
解体工事に必要な期間は、解体する建物、内容、構造によって必要な期間が違います。
住宅のブロック塀やカーポート、外構だけの解体工事の場合、半日ほどの期間で工事が行える場合もあります。
また、建物の内装だけの解体工事の場合は、2、3日の解体工事期間です。
解体工事期間は、どのような方法で解体工事が進められるか、解体する建物の構造、解体する建物の大きさによって違います。
一般的な木造家屋は、比較的解体しやすいとされる建物です。
このような木造家屋、平均的な広さ、二階建ての場合、解体工事に必要とされる工事期間は3日から10日間が目安となっています。
平屋家屋の解体は、更に短い解体期間で工事が終了し、4日から5日程度、倉庫や小屋の場合は2日から3日が解体工事に必要となる平均的な期間です。
鉄骨造と呼ばれる、住宅の梁や柱などの骨組みに鉄骨が使われている建物の解体工事期間は、木造家屋より少し長めとなる10日から20日となっています。
大きめの建物では、さらに解体工事期間が長くなり10日ほど長くなることがあります。
このように、解体工事期間は建物の構造、広さによって違いが生じます。
解体工事の期間が長くなる理由について
主に一般的な家屋の構造である木造や鉄骨造は、比較的短い期間で解体工事が行えます。
これに比べ、中高層ビルやマンションなどに使われている鉄筋コンクリート造はどのくらいの期間が必要になるのでしょうか。
鉄筋コンクリート造とは、梁や柱、壁などが更に頑丈な鉄筋とコンクリートで造られている建物です。
このような建物の解体工事には、どのくらいの期間が必要になるのでしょうか。
当たり前ですが、頑丈な建物なので木造や鉄骨造の建物より解体工事の期間が必要です。
一般住宅ほどの25坪の延床面積の場合、解体工事に必要な期間は約2週間です。
更に広い50坪から100坪の建物の場合には、15日から45日が解体工事期間のひとつの目安となっています。
このように、建物の解体工事に必要となる期間は、建物の構造、広さによって、違いが出ます。
解体工事期間はある程度の目安であって実際に解体工事をする環境や広さ、天候によって、更に期間が延びてしまうこともあります。
また、解体工事の建物が狭すぎる場合も、工事期間が長くなってしまいます。
狭い場合、重機やトラックなどが使用できずに手で壊しながらの解体作業となるからです。
稀なことではありますが、解体工事の際に地中から埋没物が出てきた場合も、解体工事の期間が長くなります。
このように、解体工事を進めるなかでイレギュラーなケースが起こった場合は、当然のことながら解体工事の期間が長くなってしまうので注意が必要となります。
まとめ
解体工事の期間は、建物の構造、大きさによって違います。
解体工事の際に、地中から石やガレキなどが見つかった場合も、作業が増えることなどから予定した解体期間より長くなることがあるでしょう。
解体工事は、屋外での作業になるため天候が悪い場合も期間が延びていまいます。
予定の期間で解体工事を終わらせたい場合は、天候が安定している季節を選ぶことや、早めの解体工事業者の選定などが大切になるでしょう。
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