解体工事を専門業者に依頼するにしても、建物解体のみならず、ブロック塀の解体工事も依頼ができます。

その場合に気になるのは「費用」ですよね。

この記事では、解体業者に依頼した場合の費用や為になる情報についてご紹介したいと思います。

ブロック塀の撤去について

解体工事を考えるよりも前に、日曜大工をするご家庭ならば、ブロック塀くらいならDIYで済ませられると思ってしまうかもしれません。

ハンマーを使って解体できない訳ではないですが、コンクリートブロックには鉄筋が入っているので、サンダーとダイヤモンドカッターなど、基礎の解体には専用の電動工具が必要になります。

解体工事が必要になる理由として、問題は基礎にあります。

基礎を解体するためにはコンクリートハンマーと呼ばれる電動ドリルが必要になるので、解体業者に任せるのが正解です。

ブロック塀の解体工事にはいくらかかるのか？

ブロック塀の解体工事にかかる費用相場をチェックしましょう。

ブロック塀の解体工事は、1平方メートルあたり約5,000～10,000円です。

なお、ブロック塀を解体するだけなのか、解体して撤去もするのか、はたまた新しく設置もするのかなど依頼内容によって費用は異なります。

上記の費用相場は、ただの解体工事のみの相場です。

では少し詳しくチェックしてみましょう。

ブロック塀の解体工事費用の単価について

解体工事においては、コンクリートハンマーなどの重機を使えるのか、手作業のみなのかによって、その費用は大きく異なります。

ブロック塀の解体工事に関して重機作業であれば、1平米メートルあたり約5,000円～ですが、手作業の場合には1平米メートルあたり約10000円～です。

このように、ブロック塀の解体工事費用についてはイマイチ分かりにくいのが実状としてあります。

なので、より理解したい場合には、費用の内訳を知ることが大事になります。

他社との相見積もりをとった場合でも、この部分で比較することをおすすめします。

解体工事の費用の内訳について

解体工事の費用については解体作業費、廃材の集積と搬出、運搬と処分費に分けることができます。

廃棄物ごとに仕分けをしたり、廃棄物を処分場へ運搬もしますが、重機が入らない場合にはすべてが手作業で行われます。

コンクリートは重量物であり、作業環境や積み込みをする車の駐車位置などの周辺環境によっては費用が異なります。

なので、一社に見積もりを依頼するのではなく、複数の業者から見積もりをとることをおすすめします。

総額だけを比較するのではなく、作業内容まで詳しく比較しましょう。

為になる情報について

道路沿いにブロック塀があり、そのブロック塀にヒビ割れが目立ち、傾きかけているという場合には解体工事をする必要があります。

また、解体工事をした後にフェンスなどを新設することも可能です。

しかも、道路沿いであれば、通学路になっている可能性もありますよね。こういった条件であれば、地域の助成金の手続きができます。

また、地震対策のためにブロック塀を解体したり、改修したとしたら補助金は使えるのかも気になるかと思います。

自治体によっては、倒壊する危険性があると判断されたブロック塀については、補助金や助成金を支給してくれるところがあります。

これは、解体工事のみならず、改修や補強などのリフォーム工事に対しても支給してくれることがあります。

お住まいの地区の窓口に問い合わせてみましょう。

まとめ

コンクリートブロックを解体するためには、解体専門業者を利用しましょう。

見積もりの内訳が詳細であり、実績豊富で、説明が丁寧である業者に相談することをおすすめします。