解体工事はさまざまな資格を持った専門家がいることで安全にスムーズに作業が進む
解体工事は、家などの建物を取り壊してしまう工事です。
新しい家を建てる時に、今まであった古い家などの建物を新築工事前に行うものも解体工事にあたります。
今まで建てられていた家を取り壊す解体工事が進められることによって、
新しい建物を同じ土地に建てることができるようになるでしょう。
解体工事を進める時に必要とされる資格について
家などの建物は、さまざまな材料や構造によって建てられています。
このようなことから、解体工事は同じ方法で進めてよいものではありません。
建物の材料や構造に適切な解体方法で進めることで、安全に解体工事を行えるでしょう。
解体工事は、家や建物という大きな建造物を取り壊します。
そのため、危険な作業も含まれてきます。
このような、危険を伴う作業では、必要な資格を持ち、許認可を受けている必要があります。
解体工事を進める時に必要な資格は、さまざまなものです。
解体工事は、手作業で建物を取り壊していくイメージですが
いくつかの資格がなければ解体工事を進めることはできません。
具体的には、足場の組立て等作業主任者、ガス溶接作業主任者、建設機械施工技士、
石綿作業主任者、クレーン運転士といった資格が必要になります。
解体工事に必要な資格を取得するための条件などについて
家などの建物は大きな建造物が多くなります。
そのため、解体工事の場合でも足場を組立ててから解体工事が進められます。
足場を組立てるためには、足場の組立て等作業主任者という資格が必要です。
足場作業の組立て等作業主任者の資格を取得するためには、一定期間以上の足場作業での実務経験が必要となります。
もしくは、高校、専門学校、大学などで土木や建築に関連する学科を学んだ経験が必要といった一定の条件を満たすこと。
または、講習を受ける必要があります。
家など建物の解体工事では、金属の溶断に関する作業があります。
このような作業をする際に必要な資格が、ガス溶接作業主任者。
ガス溶接作業主任者の資格試験では、溶接に関する技術や法律問題が出題されます。
ガス溶接作業主任者の資格を取得するための条件はありません。
しかし、大学などで溶接についての技術を学んでいると資格取得時に有利となります。
解体工事で必要とされる資格には、建設機械施工技士という国家資格があります。
この資格は、建設や解体に関わる機会を扱える技術や実務経験を持つ人に与えられる資格です。
建設機械施工技士には、一級と二級があります。
一級を取得することにより、仕事の種類が多くなります。
この資格を取得することで、現場の監督に限らず、
大きな現場では主任技術者や管理技術者としても活躍することができます。
なお、二級では、さらに第一種から第六種まで細かく分けられ取り扱える機械が異なってきます。
なお、一級を取得することにより機械を扱う制限もなくなります。
もちろん、資格試験の内容や受験資格は一級が難しくなっています。
古い建物の解体工事などもあるでしょう。
この場合、石綿作業主任者という資格です。
古い建物では、アスベストが使用されていることが多くあります。
アスベストは現在では、健康被害の懸念から法律によって使用が禁止されています。
しかし、古い建物には、耐火性、防音性、断熱性が高い安価な素材として利用されていました。
建物の解体工事前の事前調査でアスベストの使用が判明した場合には、適切作業が必要となります。
そのため、解体工事以外の作業を追加する必要があります。
この作業で必要とされるのが、石綿作業主任者の資格です。
石綿作業主任者は、大気汚染防止法という法律に従った書類作成、
作業前に労働基準監督署への書類提出などの業務があります。
解体工事に活躍するのがクレーンです。そのため、クレーン運転士の資格を所持している人も必要になります。
建物の解体工事ではさまざまな資格を持っているプロフェッショナルの力が必要になります。
それぞれが、しっかりと解体工事を進めることで安全に作業を進めることができるでしょう。
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