解体工事を依頼したい!その前に必要となる現地調査とは
建物の解体工事には現地調査がつきものです。しかし、解体工事になぜ現地調査が必要になるのか、その意味を知ることは少ないと思います。
そこで解体工事業者が現地調査を行う理由を簡単に説明するとともに、どのような調査が行われるのかについてご紹介したいと思います。解体したい建物があるなら読み進めてみてください。
現地調査を行う理由
解体工事を行う場合には、建物や敷地の図面や資料のみならず、現地にて調査も行います。業者に問い合わせると、担当者が現地へ出向いて調べる流れです。
手元に資料を取り寄せるだけでは把握できない部分もあります。解体工事前に、資料との相違を発見できることも案外多いです。そこで修正を行うことが可能になります。
なお、現地調査と紛らわしいのが「現場調査」だと思います。現場調査は解体工事を行った場所の調査を行います。簡単にいうと施工前と施工後の違いです。
現地調査で確認する項目について
解体工事前に、さまざまな情報を収集する必要になるのですが、解体業者によって確認事項については異なります。ここでは一般的に確認される項目について説明していきます。
・周辺の道路状況や工事車両の進入路の確認
・解体する建物の確認
・敷地の立地状況を確認
・隣地との境界を確認
たとえば、解体する建物も、実際に現物を確認しなければ作業の効率が悪くなります。解体する建物の構造、延べ床面積、屋根材や外壁材、電気の引き込み、水道管やガス管の場所などを確認します。
また、近年では減少傾向にありますが、このときに使用建材にアスベストが含まれるかどうかを確認する調査も実施されることがあります。
また、敷地の状況については重機が使用できるかどうかや、高低差がある土地、水はけが悪くないかなどの状態を確認します。
費用について
解体工事前に調査が必要になるのですが、依頼する際に気になるのは費用です。どの業者も一律ではありません。しかし、現地調査の結果次第で契約不履行になった場合、費用が発生しないことのほうが多いです。
ただし、特殊な工具を使っての現地調査や、図面を作成しているなら費用が発生することもあります。出張による調査ならば、出張費を請求されることもあります。見積もり依頼を含め、気になることは事前に問い合わせて確認をしましょう。
現地調査を依頼するときのポイント
解体工事を必要にする建物があり、実際に現地調査を依頼するなら、複数の業者への調査依頼を検討しましょう。平均、2~3社ほどに見積もりを取ることをおすすめします。
というものも、1社のみの場合、相場を知ることができず、費用がかかっているかが把握できません。相見積もり依頼によっては業者の対応も比較できます。
調査には1時間程度かかるので、相見積もり依頼した業者同士の調査日時が被ったりしないような配慮をしましょう。
立ち会いについて
解体工事前の現地調査には必ず、立ち会うようにしましょう。
業者がどのような対応をするのか、スムーズな流れで調査できているのかが可視化できます。
図面などをチェックしながら調査するだけでなく、筆界の確認については境界に接する住人に連絡を取って立ち合いを依頼することも必要になります。
その解体工事現場の状況をきちんと把握していないとトラブルになるケースも。不安を解消させる意味も含めて立ち会いましょう。
そのあと、業者へ相見積もりであることを伝えることも大事です。それにより、業者同士の競争心を煽ることができ満足できる条件の提示をしてもらえることがあります。
まとめ
建物を壊す解体工事では、トラブルなくスムーズに作業できるように現地調査が必要不可欠です。優良業者に依頼するためにも、必ず、相見積もり依頼を行い、比較検討しておきましょう。
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