解体工事の騒音 近隣住民とトラブルにならないためには?
一般住宅でも解体工事をする際のトラブルとなりやすいのは「騒音」です。
建物を解体する際には、その構造物を崩して倒してというように、どうしても騒音が生じてしまいます。
しかし、実際の解体工事でどれくらいの騒音が出るものでしょうか。
それによって近所とのトラブルに発展してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、近隣住民とトラブルに発展させない解体業者の対応について見ていきましょう。
実際の現場では気遣いも行われています。
騒音レベルについて
騒音規制法では、解体工事での騒音は「85デシベル以下」でなければならないと定められています。
また、一定規模以上の重機を使う場合には振動を75デシベル以下に定めています。
関連して、掃除機の使用時の音が70デシベルだと言われています。
では、85デシベルとはどれくらいの騒音なのでしょうか。
目安としては、0.3m以内に近づいて大声で話さないと会話が難しいレベルです。
緊急時のサイレンのように多くの人が気付かざるをえない大きさだとイメージすればわかり易いでしょう。
解体工事は何時から?
騒音規制法の規定によって、住宅地での解体工事の施工時間は午前7時からと決まっています。
また、その日の施工終了時間というのは午後7時までというのも決まっています。
解体工事に伴う騒音トラブルというのは、ほとんどが近所との問題になっています。
そのため、予めご近所へ挨拶をして、迷惑をかけてしまうことがあるという説明をすることでトラブルを防げます。
いくら騒音対策(防音)をしたとしても、完全消音はできません。
しかし、何事も対応次第で大事にはなりません。この場合には、近隣住民への挨拶をしっかりとして理解を求めるということがポイントになります。
そのため、解体工事が始まる数日前には近隣住民への挨拶を済ませましょう。
その際、工事業者の担当者と施主が一緒に挨拶回りをするのが理想的です。
そうすることで、工事に関する詳細な点についての説明を工事業者が行ってくれるので、住民の方々の不安も少しなり安心に変えることができます。
また、解体工事では現場に重機も入るので、騒音のみならず振動があることを説明しておくこともトラブルを減らすポイントです。
どれだけ丁寧に作業をしても、騒音を出しませんとは断言できませんから、工事業者でこうした説明はトラブルを引き起こさないために重要視しています。
加えて、作業が始まってからの施工時間についても内部情報を知らないので、合わせて説明しておきます。
作業自体の騒音対策
建物の構造や大きさによって重機を使うことがあります。
解体工事現場の防音対策について最も一般的なものは「防音シート」を張ることです。
防音シートを現場周囲(養生足場)に張ることで、外部にもれる騒音を減らせます。
また、解体中の粉塵が飛散することも防げるため効果的といえる対策です。
いくら作業を丁寧にしたとしても、騒音が出てしまうのは避けられません。
そのために、防音シートを張ることに加えて工事現場では他の防音対策にも努めています。
機械などは、整備不良による騒音や振動が発生しないように点検をして整備を十分に行っています。
また、作業待ちの時間は、建設機械などのエンジンをできる限り止めて騒音や振動を発生させないように注意しています。
地面にも防音シートを敷き、着地点での騒音や振動を減らしています。
解体工事をする際には、現場に質の高い防音シートを張ることや、騒音が出にくい重機を使うなどによる対策をしています。
また、早朝や夕方遅くの作業では大きな音が出る作業を避けるなどの配慮もしています。
それによって、近隣住民からのクレームを減らすこともできています。
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